メイク ブラシ
【保存版】プロが教えるメイクブラシの選び方・使い方完全ガイド(手入れ方法や人気ランキングも紹介)
美容師歴20年、サロン経営通算14年の竹山です。
現在はアイラッシュサロン「sign post」を運営しつつ、サロンが運営する通販サイト「サインポスト」を通じて厳選した美容アイテムをご提案しています。
本記事ではプロの視点で、メイク ブラシの基礎知識から選び方、使いこなし、お手入れまでを網羅し、購入時の疑問を解消します。
初めての方も、すでにブラシをお持ちの方も、毎日のメイクがワンランク上がる内容です。
- 執筆者
- 竹山(ヘアケアマイスター・日本スキンケア協会スキンケアアドバイザー)
- 経歴
- 美容師歴20年/美容サロン経営14年(うち美容室経営9年、現:アイラッシュサロン経営)
- プロフィール
- 竹山のご挨拶・経歴
- 対象読者
- 品質重視の20代後半〜40代の方、メイク初心者〜中級者
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1.メイクブラシの基本を知ろう
1-1.メイクブラシとは?
メイク ブラシは、ファンデーションやアイシャドウなどの化粧料を肌に均一にのせるための筆状ツールです。
毛(ブラシヘッド)・金具(フェールル)・持ち手(ハンドル)で構成され、指では出せない繊細なニュアンスを再現します。
1-2.主な種類と役割
- ファンデーションブラシ:ムラのない均一肌をつくるベースの要。
- パウダーブラシ:余分な粉を払い、ふんわりとセッティング。
- チークブラシ:血色と輪郭を自然にコントロール。
- アイシャドウブラシ:発色とブレンディングで目元の立体感を演出。
- アイブロウ/スクリュー:眉の形づくりと毛流れ調整。
- アイライナーブラシ:まつ毛の隙間埋めや細ラインを正確に描画。
- リップブラシ:輪郭取りと色ムラ防止で密着感アップ。
1-3.ブラシが必要な理由
均一でナチュラルな仕上がり、清潔なメイク、狙った部位への精密塗布、質感コントロールという利点があります。
「塗る」と「ぼかす」を道具で分けることで、誰でもプロ級のグラデーションが再現できます。
1-4.基本用語
- 天然毛/合成毛:毛材の違い。粉含みや肌当たりが変わります。
- コシ:弾力の強さ。発色・線の太さ・コントロール性に影響します。
- 粉含み:一度に含める粉量。ムラの少なさと時短に直結します。
- チクチク:毛先刺激のこと。高品質ほど毛先が整い刺激が少ないです。
2.メイクブラシの選び方(素材・形・セット)
2-1.素材比較:天然毛 vs 合成毛
項目 | 天然毛 | 合成毛 |
---|---|---|
肌当たり/粉含み | 柔らかく粉含み良好。パウダーに最適。 | 近年は非常にソフト。均一でムラが出にくい。 |
相性の良いアイテム | パウダー(フェイス・チーク・アイシャドウ) | リキッド・クリーム(ファンデ・コンシーラー) |
お手入れ/耐久 | 水洗いに注意が必要。丁寧なケアで長持ち。 | 乾きが早く手入れが簡単。日常使いに強い。 |
価格帯の目安 | やや高価(職人製は投資価値あり) | 手頃〜中価格。初心者の最初の一本に◎ |
2-2.形状で選ぶコツ
- 丸平:広範囲に均一塗布。パウダーやベースに。
- 斜めカット:輪郭づくりに最適。チーク・ブロンザー・眉。
- 扇(ファン):ハイライトや粉払いに薄く軽く。
- 先細:点置き・細部の精密塗布に。
2-3.初心者は「厳選5〜6本セット」から
フェイス(パウダー・ファンデ)、アイ(大・中・細)、チークの構成が基本です。
ケース付きなら携帯・保管も衛生的で長持ちします。
2-4.ターゲット別の最適解
- 敏感肌
- 毛先が柔らかい合成毛から試すのがおすすめです。
- 粉物中心
- 粉含みに優れる天然毛をメインに、合成毛を要所使い。
- 時短重視
- 多機能ブラシや斜めカットで素早くコントロール。
- 携帯用途
- ショートハンドルのミニセットが便利です。
当店はサロン専売品を中心に厳選し、品質基準を満たすもののみを取り扱っています。
3.人気・注目のメイクブラシトピック
3-1.日本が誇る「熊野筆」の魅力
職人製の天然毛は極上の肌当たりと粉含みで、パウダーの密着と仕上がりに差が出ます。
投資価値は高いですが、長く大切に使えばコストパフォーマンスも良好です。
3-2.コスト重視派の選び方
プチプラでも用途別に数本を使い分けると仕上がりが向上します。
毛抜け・刺激の有無、サイズ感を口コミで確認し、定期的な買い替えも前提にしましょう。
4.メイクブラシのお手入れ・保管
4-1.洗い方と頻度(実践手順)
- 頻度:リキッド系は毎回〜週1、パウダー系は2週間〜月1を目安。
- 洗浄:ぬるま湯+中性洗剤で毛先を優しく振り洗い(金具まで浸さない)。
- すすぎ:泡が出なくなるまで十分に。
- 水切り:タオルで押し拭き。こすらない・絞らない。
- 乾燥:毛先を整えて平置き。可能なら下向き干しで根元に水を残さない。
4-2.保管と持ち運び
日常はスタンドで毛先を上に、ホコリ対策にカバーを。
外出はロールケースや筒型ケースで毛先保護を徹底しましょう。
4-3.長持ちのコツ
- 定期的なスポットクリーニングで色移り・雑菌を予防します。
- ドライヤーや直射日光は厳禁です。
- ブラシガードで毛先形状をキープします。
- 劣化を感じたら無理せず買い替えましょう。
5.使いこなしテクニック(ブレンディング/精密塗布)
5-1.ブレンディングのコツ
力を抜き、持ち手の後方を軽くつまんで大きく動かすと境界が自然に馴染みます。
何も付いていないクリーンなブラシで境目を円運動させると、濁りのないグラデーションが作れます。
5-2.コンシーラー&アイシャドウ
先細ブラシでニキビ跡を点置きし、周囲だけを薄くぼかします。
アイは「大→中→細」の順で色を重ね、最後にブレンディングブラシで境界を整えます。
5-3.チーク&ハイライト
チークは少量から薄く重ねるのが鉄則です。
ハイライトは扇ブラシで「置いて払う」最低限のストロークで上品な艶に仕上げます。
6.特別なシーンのブラシ選び
6-1.キッズメイクの配慮
短めハンドルの合成毛で、痛くない・洗いやすい一本を選びましょう。
6-2.イベント・パーティー
携帯ミニセットや扇ブラシ、使い捨てスクリューなど衛生面も考慮します。
7.オンライン購入のチェックリスト
7-1.ショップの信頼性
美容専門・正規取扱・サポート体制を確認しましょう。
当店はサロンが運営する通販サイトとして、品質と衛生基準をクリアした商品のみ掲載しています。
7-2.送料・支払い・発送
7-3.在庫・FAQ・返品規定
8.よくある質問(Q&A)
Q1.最初に買うべき本数は?
「パウダー」「チーク」「アイ(大・中・細)」「アイブロウ」の厳選5本が汎用性とコスパのバランスに優れます。
Q2.敏感肌でチクチクが心配です
毛先の処理が丁寧な合成毛から試し、刺激が少ないかを確認しましょう。
粉物重視なら天然毛も選択肢ですが、まずは合成毛で様子見が安心です。
Q3.洗浄剤は何を使えばいいですか?
中性洗剤か専用クレンザーがおすすめです。
アルコールや高温は毛を痛めるため避けましょう。
Q4.買い替えの目安は?
毛先のまとまりが戻らない、毛抜け・においが取れないなどがサインです。
仕上げ:プロが推す「賢い買い方」
まずは用途別の最小構成から始め、使い心地に納得したら素材や本数を段階的にアップデートしましょう。
当店のサロン専売基準で厳選したラインから選べば、毎日のメイクが確実に整います。
執筆者:株式会社A round match 代表取締役竹山