日焼け止め(UVケア)

夏が近づくと「どの日焼け止めを選べばいいの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。

本記事では、美容のプロとして日焼け止めの基本から選び方相性使い方トラブル回避FAQまで、購入前の疑問をまとめて解決できるように丁寧に解説します。

あわせて、親ページのスキンケアカテゴリも参考にしてください。

スキンケア(親ページ)


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日焼け止めの基本:SPF・PAとは?UVカットの仕組み


日焼け止めを選ぶ際にまず確認したいのがSPFPAの表示です。

SPFPAは紫外線を防ぐ効果の程度を示す指標で、それぞれ防げる紫外線の種類が異なります。

SPFは主にUVB(肌を赤く炎症させ、シミ・そばかすの原因となる紫外線B波)を防ぐ指標で、数値が高いほどUVBから肌を守る力と持続時間が高まります。

目安として、何も塗らない肌が日焼けするまでの時間を約20分とした場合、SPF1で約20分紫外線を防げる計算です。

そのためSPF50なら約16時間UVBを防げる計算になります。

一方、PAはUVA(肌を黒くし、ハリを奪ってシワ・たるみなど光老化の原因となる紫外線A波)を防ぐ指標です。

PAは「PA+」のように「+」の数でUVA防御効果の強さを表します。

PAは4段階あり、「+」が多いほどUVAを防ぐ効果が高く、PA++++が最高レベルの防御力です。


紫外線にはUVAとUVBがあり、私たちが日常浴びるのは主にこの2種類です。

短波長のUVBはエネルギーが強く表皮にダメージを与え、肌を赤く焼いて炎症やシミの原因になります。

長波長のUVAは肌の奥の真皮まで到達し、コラーゲンを変性させてシワやたるみを引き起こします。

またUVAは雲や窓ガラスも通過し、一年中降り注ぐため曇りの日や室内でもUV対策が必要です。

UVB・UVAどちらも肌ダメージにつながるため、日焼け止めはSPFとPAの両方を確認して選ぶことが大切です。


生活シーン別のSPF・PAの選び方


日焼け止めは使用シーンに合わせてSPF・PA値を使い分けましょう。

数値が高いほど紫外線防御効果は高いですが、その分成分が多くなり肌への負担や使用感も重くなる傾向があります。

普段の通勤や買い物など日常使いであれば、SPF15~30・PA++程度でも十分効果を発揮します。

炎天下でのレジャーやマリンスポーツでは、SPF50+・PA++++の最高値のものを選ぶのがおすすめです。

重要なのは、どんな日焼け止めでも適切な量をムラなく塗ることと、2~3時間おきに塗り直すことです。

  • 日常(通勤・買い物):SPF15~30/PA++程度
  • 屋外が長い日:SPF30~50/PA+++
  • 炎天下・レジャー:SPF50+/PA++++

シーンに合ったSPF・PAを選びつつ、正しい使い方で効果を最大限引き出しましょう。



タイプ別ガイド:クリーム・スプレー・ウォータープルーフ


日焼け止めには様々なタイプがあり、テクスチャーや使い勝手が異なります。

代表的なタイプごとの特徴とメリット・デメリットを解説します。


クリームタイプ(日焼け止めクリーム)の特徴


クリームタイプの日焼け止めはこってりした濃厚なテクスチャーで、保湿力が高いのが特徴です。

乾燥しがちな肌や秋冬のUV対策、乾燥しやすい頬・目元などに向いています。

のびはミルクやジェルに比べると重めですが、その分肌に密着して落ちにくく、紫外線をしっかり防ぐ傾向があります。

化粧下地として使える製品も多く、ファンデーションのノリが良くなるものもあります。

一方でテクスチャーが重いぶん塗り広げに時間がかかったり、べたつきを感じやすい点には注意が必要です。

特にオイリー肌の方はテカリが気になる場合もあるため、顔に使う場合は少量ずつ伸ばすか、上からフェイスパウダーを重ねるなど工夫すると良いでしょう。


日焼け止めスプレー/ミストのメリット・デメリット


スプレータイプ(日焼け止めミスト)は缶やボトルから霧状に噴射して使う日焼け止めです。

手を汚さずシューッと吹きかけられる手軽さが最大のメリットで、髪や頭皮、背中など手の届きにくい場所にも使いやすいです。

メイクの上からも吹きかけやすいため、日中の塗り直し用として携帯する人も多いタイプです。

一方でデメリットとして、噴射による塗りムラが生じやすい点が挙げられます。

一見均一に見えても実は塗布量が足りず防御効果が弱まることがあります。

またスプレー製品の多くはアルコールや紫外線吸収剤を含むため、敏感肌の方は刺激を感じる場合があります。

顔に使うときは一度手のひらに取ってから塗るか、敏感肌向けのミストを選ぶとよいでしょう。

使用時は吸い込まないよう屋外で使う、火気に注意するなど取り扱いにも気をつけてください。


ウォータープルーフタイプと落とし方のポイント


夏場のレジャーやスポーツには、水や汗に強いウォータープルーフタイプの日焼け止めが活躍します。

海やプールで遊ぶ際や炎天下で長時間過ごすときは耐水性の高いものを選びましょう。

ただしウォータープルーフでも汗をかいた後やタオルで拭いた後は塗り直しが必要です。

また、耐水性が高い日焼け止めは石けんや洗顔料だけでは落ちにくい場合があります。

使用後は各商品の表示を確認し、必要に応じてクレンジング剤でしっかり落としてください。

最近では石けんで落とせるタイプも増えていますが、落とし残しがないよう丁寧に洗い流すことが大切です。


  • 「石けんで落ちる」表記があっても、落ちにくさを感じる場合はクレンジングを検討してください。
  • 耐水性が高いほど、落とす工程は丁寧に行うのがおすすめです。
  • 肌負担を減らすため、こすらず優しくオフしてください。

タイプ別の子ページもあわせてチェックすると、用途に合う日焼け止めが探しやすくなります。

日焼け止め(UVケア)カテゴリ
日焼け止め(スプレー・ミストタイプ)
日焼け止め(クリーム・ミルクタイプ)
日焼け止め(スティックタイプ)



肌質・用途別おすすめ:敏感肌・顔用・メンズ・子ども向け


日焼け止めは肌質や使う人の属性によって選ぶポイントが変わります。

自分や家族に合った日焼け止めを見つける参考に、それぞれの場合の選び方を解説します。


敏感肌・乾燥肌向けの選び方(低刺激UV)


敏感肌や乾燥肌の方は、刺激の少ない処方の日焼け止めを選ぶことが肝心です。

一般的に紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル)やアルコールフリー・無香料と記載されたもの、パラベンなど防腐剤無添加のものなどが低刺激と言われます。

紫外線吸収剤は高い防御力が魅力ですが、人によっては刺激となる場合があるため、紫外線散乱剤のみ(酸化亜鉛や酸化チタンなど)のタイプが安心です。

また、ヒリヒリしやすい乾燥肌にはセラミドやヒアルロン酸など保湿成分配合のものを選ぶと、UVカットしながら肌のうるおいを守れます。

初めて使う製品は腕の内側でパッチテストをして様子を見ると安心です。

使用中に赤みや刺激を感じたら、すぐに洗い流して保湿ケアをしてください。


顔用の日焼け止め:化粧下地との相性と仕上がり


顔に使う日焼け止めは、化粧下地としての役割も果たすものがおすすめです。

「化粧下地兼用」などと表示されている日焼け止めはファンデーションのノリや仕上がりが良くなるよう工夫されています。

皮脂を抑えてサラサラ肌に整えるタイプや、トーンアップパウダー配合で肌を明るく見せるタイプなど、仕上がりの好みに合わせて選ぶと良いでしょう。

シミ・そばかすを防ぐため、顔用はできるだけSPF値・PA値が高めのものを選ぶのが無難です。

ただし高SPFのものは乾燥しやすい傾向もあるため、うるおい成分入りだと安心です。

朝のスキンケアでしっかり保湿してから日焼け止めを塗ることも、メイク崩れ防止と乾燥対策に有効です。

なお、顔と体で兼用できる製品もありますが、肌がデリケートな顔には専用設計のものを使うほうがより快適でしょう。


メンズ向け日焼け止めの選び方(汗・テカリ対策)


近年は男性が日焼け止めを使うことも一般的になってきました。

男性の肌は皮脂分泌が多くテカリやすいため、ベタつかない使用感のものが好まれます。

ジェルやローションなど速乾性のあるタイプや、皮脂吸着パウダー配合でテカリを抑えるタイプがおすすめです。

また、女性と違い化粧でカバーしない分、白残りしにくい透明タイプや無色のものが使いやすいでしょう。

アウトドア派には耐久性の高いウォータープルーフタイプが適していますが、落とす手間も考慮して選びましょう。

日焼け止めは男性の肌老化予防にも役立つので、自分に合った1本を見つけてください。


子ども・赤ちゃん向けの日焼け止めのポイント


小さな子どもの肌は大人よりデリケートなので、UV対策にはより慎重な配慮が必要です。

まずは帽子や日陰の利用など直射日光を避ける工夫をし、それでも日焼け止めを使う場合はキッズ用・ベビー用の低刺激処方を選びましょう。

日常の外遊び程度であればSPF20~30・PA++程度で十分です。

SPFやPAが高すぎるものは肌への負担につながる可能性があるため、子どもには必要以上に強力でないものが無難です。

紫外線吸収剤無配合(ノンケミカル)のタイプだとなお安心です。

また、石けんで落とせるタイプならお風呂で簡単に洗い流せて肌負担が少なく済みます。

汗で落ちやすいので屋外ではこまめに塗り直してあげてください。

動き回る子にはスプレーやスティックなど手早く塗れる形状も便利です。



正しい使い方と塗り直しのコツ


日焼け止めは塗り方ひとつで効果が大きく変わります。

ここでは適切な使用量や塗り直しのコツ、メイクとの併用方法、オフの仕方など、効果を最大限引き出す使い方を解説します。


適量と塗り方の目安(部位別の量)


日焼け止めには推奨される塗布量があります。

一般に顔全体には1円玉大2個分(500円硬貨大程度)を重ね塗りするのが目安です。

塗るときは額・両頬・鼻・あごの5点に置いてからムラなく伸ばし、1度塗り終えたらもう一度同じ量を重ねましょう。

首には10円玉大をとり、下から上に向かってなじませます。

腕や脚など体には、容器から直接肌に線状に出し、手のひらで円を描くように大きく伸ばしてムラなく塗り広げます。

耳や首の後ろ、足の甲など塗り忘れやすい部分も忘れずにカバーしましょう。

  • 顔:1円玉大2個分を目安に重ね塗り
  • 首:10円玉大を目安に、下から上へ
  • 体:線状に出して、円を描くように広げる
  • 忘れやすい部位:耳、首の後ろ、足の甲、デコルテ

塗り直しのタイミングと携帯アイテム


日焼け止めの効果を保つには、2〜3時間おきの塗り直しが理想的です。

特に汗をかいたりタオルで拭いた後は、時間に関係なくその都度塗り直しましょう。

外出先で塗り直す際は携帯しやすいアイテムが便利です。

スプレータイプなら手軽に吹き付けられますし、パウダータイプならテカリを抑えつつUVカットできます。

塗り直す前に汗や皮脂をティッシュで軽くオフしておくと効果的です。

メイクをしている場合でも、上から使えるUVスプレーやUVパウダーを活用すれば化粧崩れを防ぎながらUV対策できます。


オフの方法:日焼け止めは石けんで落ちる?


日焼け止めを落とす際は、その製品ごとの表示を確認しましょう。

「石けんで落ちる」とあれば基本的に洗浄料のみで落とせますが、ウォータープルーフなど耐久性の高いものはクレンジング剤が必要な場合があります。

肌に日焼け止めが残っていると毛穴詰まりや肌荒れの原因になるため、違和感があればクレンジングできちんと落としましょう。

特に顔はメイクと混ざって落ちにくいので、専用クレンジングやオイルで優しくオフすると安心です。

石けんで落とせるタイプでも、一度で落ちきらないときは無理せず二度洗いして肌に負担を残さないようにしてください。



FAQ(よくある疑問)


Q. 日焼け止めはいつ塗るべき?外出の何分前が目安ですか?


A. お出かけの約15~30分前には塗っておくのが目安です。

紫外線吸収剤が肌になじんで効果を発揮するまで少し時間がかかるため、外出直前よりも早めに塗布しましょう。


Q. SPFが高ければ塗り直し不要ですか?朝SPF50を塗ったら一日もちますか?


A. いいえ、SPF値が高くても塗り直しは必要です。

SPF50は理論上約16時間防げる計算になりますが、汗・皮脂で流れたり服やタオルでこすれたりして、時間とともに日焼け止めは落ちてしまいます。

したがって2~3時間おきを目安に塗り直すのが鉄則です。

特に屋外で活動する場合や大量に汗をかく場合は、よりこまめな塗り直しを心がけましょう。


Q. 「石けんで落ちる日焼け止め」は本当にクレンジング不要ですか?


A. 基本的には表示通りクレンジング不要で落とせます。

石けんやボディソープをよく泡立て、優しく丁寧に洗えばOKです。

ただし、ウォータープルーフのメイクなどを重ねている部分はクレンジングが必要です。


通販の「よくある質問」も、購入前の不安解消に役立ちます。

よくある質問



まとめ:今日からできるUV対策と、安心して買えるポイント


最後に今日から実践できるUV対策のポイントをまとめます。

  • 日焼け止めは季節や天候に関わらず毎日使用しましょう。
  • シーンに合ったSPFPAを選び、量はケチらずムラなく塗りましょう。
  • 2〜3時間おきの塗り直しで、効果を維持しやすくなります。
  • 肌質に合うテクスチャーを選ぶと、毎日続けやすくなります。
  • 落とし残しを防ぎ、夜は優しく丁寧にオフしましょう。

そして、毎日使うものだからこそ、正規品を安心して買える環境も大切です。

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日焼け止め選びは、毎日の快適さと、将来の肌印象を左右する大切なケアです。

ご自身の肌質やライフスタイルに合うアイテムを、無理なく続けられる形で取り入れてみてください。

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日焼け止め(UVケア)カテゴリ



この記事を書いた人(監修・執筆)


本記事は、サインポスト通販サイトの運営者であり、美容サロン経営者の竹山が、日々の美容情報発信の一環として監修・執筆しています。

商品そのものの体感レビューではなく、美容現場で培った知識と、ユーザーが失敗しにくい選び方の整理に重点を置いて解説しています。

  • 美容師歴20年(元美容師)
  • 美容サロン経営歴14年(通算)
  • 日本スキンケア協会 スキンケアアドバイザー資格保持

プロフィール詳細はこちらです。

竹山 経歴・ごあいさつ


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